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「炭と竹」を食べて美味しくなる? 観音池ポーク

宮崎県の ブランド豚の一つ、「観音池ポーク」。2017~2018年の宮崎県畜産共進会では連続でグランドチャンピオンに選ばれるなど、地元ではとても有名なお肉です。観音池ポークは、異なる3つの種を掛け合わせる「三元交配」という方法で生産されます。具体的には、ランドレース種と大ヨークシャー種を親に持つLW(またはWL)とデュロック種を掛け合わせたLWD(またはWLD)という種です。三元交配で生産される銘柄豚は全国にたくさんありますが、それぞれエサの中身やタイミング、配合バランスなどによって肉質や味に違いが生まれます。
観音池ポークの特徴はエサに「ネッカリッチ」を使っていることです。ネッカリッチは、シイやカシなど常緑広葉樹の樹皮を低温で蒸し焼きしてできた木炭の微粉末に、木酢液を配合した飼料のこと。簡単にいうと「炭」です。炭がもつ抗菌作用、ミネラル成分がよい影響を与えるようで、豚肉特有の臭みがなく、キメ細かい肉質へと高めてくれます。ネッカリッチは豚以外にも、野菜の栽培や、鶏や鰻の飼育にも使われ、それぞれの分野で効果が証明されています。観音池ポークは、ネッカリッチ以外にもパン粉主体のエコフィード(リサイクル飼料)や、植物乳酸菌を配合した微生物資材、さらに最近は竹を使った「笹サイレージ」もエサに配合しています。笹サイレージは竹笹をパウダー状に粉砕、発酵させて作ります。
炭と竹を食べて育った豚、観音池ポーク。しゃぶしゃぶして食べると、アクが出ずに、最後まで美味しく食べられます。自然の力とは凄いですね。

 

観音池ポーク極みセット

観音池ポーク公式オンラインショップ https://shop-kannonikepork.jp/

 

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